第30回越後湯沢全国童画展入賞・入選作品
第30回越後湯沢全国童画展入賞・入選作品(令和7年度)
第30回越後湯沢全国童画展の審査会が令和8年2月26日(木曜)に行われ、以下のとおり入賞入選作品が決定いたしました。全国から多くの出品をいただき、誠にありがとうございました。
作品展は令和8年4月25日(土曜)〜5月6日(水曜)に開催いたします。ぜひお越しください。
- 応募総数244点
- 大賞1点、最優秀賞1点、優秀賞1点、奨励賞3点、佳作5点、入選40点、湯沢町長賞1点
※越後湯沢全国童画展が令和7年度で第30回を迎えることを記念し、第30回記念展の企画のひとつとして湯沢町長賞を追加で設けました。湯沢町長賞とは、越後湯沢全国童画展実行委員長である湯沢町長が、自ら選んだ作品に与える賞です。

審査会の様子
第30回越後湯沢全国童画展入賞入選者一覧 (PDFファイル: 193.5KB)
第30回越後湯沢全国童画展作品展 (JPEG: 7.1MB)
川上四郎記念大賞

川上四郎記念大賞「玉子どろぼう」阿部広(宮城県)
最優秀賞・優秀賞・湯沢町長賞

最優秀賞「木の杢の妖精達」渡辺幸夫 (新潟県新潟市)

優秀賞「自然の記憶」尾形良一(兵庫県)

湯沢町長賞「めぐるものたち」小澤奈央(宮城県)
最優秀賞・優秀賞・湯沢町長賞 (PDFファイル: 346.8KB)
審査員選評
小松修(画家・現代童画会常任委員)
今年は第30回記念の童画展を迎えました。これまで10回の審査に携わって来ましたが、毎年オリジナリティ溢れる個性的な作品にふれ、楽しませて頂いています。作品集を見返してみると、民話調のなつかしいテーマ、シュールな空想世界、デザイン的やマンガ的表現など、玉手箱的な独自の進化をとげていて非常に興味深いです。今後も「童画」という枠から飛び出て、新鮮なアートを生みだして行く事を楽しみにしています。
●大賞:「玉子どろぼう」 阿部広
作者の体験を自由にのびやかな線でとらえ、これまた自由な筆さばきで絵具を画面におき、暖かい動きのある世界を表現して大変魅力的です。これからの新たなのびのびした表現を期待します。
●最優秀賞:「木の杢の妖精達」 渡辺幸夫
ベニヤパネルの杢目(もくめ)を生かした独特なパステル画で、不思議な杢目の等高線世界に魅き込まれます。等高線の山、谷の間に潜む人や動物たちを顔を近づけて見入ってしまいます。
●優秀賞:「自然の記憶」 尾形良一
画面をイラストマップの様にブロックに区切り、細密なペン画でオリジナル世界を描き込んでいます。ブロック毎の不思議世界に見入ってしまいます。古代の化石のようでもあり未来の夢世界でもあり、画面の隅から隅までしっかり楽しませて頂きました。
これから広がる世界を楽しみにしています。
猪爪彦一(画家・行動美術協会会員)
今年で3回目の審査となりました。新しく宮下東子さんが審査に加わり、これまでとは別の視点でも作品を選んでいただきました。
いつも童画とは一般の絵画と、どう違うのかと悩むのですが、自身が子どもに返ってみれば良いのだと思うことにしています。
大賞「玉子どろぼう」阿部広さんの作品は、農家の庭先での一場面をユーモアを込めて描いています。色調は抑えて使っていますが、引かれた線が魅力的で生き生きとしています。物語に引き込まれてしまいました。
最優秀賞「木の杢の妖精達」渡辺幸夫さんの作品は、パネルの木目を生かしながら色彩豊かに楽しい不思議な世界を出現させました。
優秀賞「自然の記憶」尾形良一さんの作品は、細密に描かれたモチーフたちが画面の中でゆったりと平和に活動する世界を愛情を込めて表現されています。
展覧会全体としてとても充実した内容になりました。
宮下東子(専門学芸員・新潟県立近代美術館)
ネットやSNSが全盛の昨今です。便利な反面、いろいろと問題もあるようです。実際のものを知らないのにネットのウワサに乗っかったり。でも仕事をしていて思うのは、やっぱり実物を見る、また直に顔をつき合わせて話をするのが一番だということです。
だから、今回初めて審査に加わらせていただきましたが、私の中の審査の基準は、誰かと一緒に見て、楽しくお話ができる絵、じっくり見ると発見ができる絵、描かれたものからいろんな想像が広がる絵、でした。
大賞の《玉子どろぼう》は、柔らかい色あいと筆や線のタッチがマッチしていますが、なによりドロボウを前にした動物たちそれぞれの表情が楽しい一点です。それぞれにフキダシをつけてセリフを考えたいですね。見る人それぞれのアイディアを出し合って、豊かな物語が生まれてきそうです。
最優秀賞、優秀賞の作品は、共に卓越した風合をもっています。素材の木目の形を生かした発想の絵、また“自然”というテーマに沿って様々なものを細かく描いたもので、双方とも描かれたいろいろなものを見つけるのが楽しい作品です。
親子で、お友達同士で、あるいはカップルで、入賞・入選作品をじっくりご覧いただき、想像をふくらませながら、またこまかい発見を積み重ねながら、おしゃべりしながら鑑賞していただけると嬉しいです。
田村正幸(湯沢町長)
湯沢町長賞 「めぐるものたち」 小澤 奈央
作品を見た瞬間、いいなと立ち止まりました。あたたかさ、やさしさ、郷愁を感じました。また、それらがわかりやすく表現されていると思いました。
遠い昔が思い出され、懐かしく、心が穏やかになるそんな作品でした。
奨励賞
画像はPDFファイルでご覧ください。
佳作
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入選
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関連リンク
越後湯沢全国童画展作品集は、現在第2集から第9集を販売中です。また、第28回・29回・30回展の入賞入選作品を掲載した越後湯沢全国童画展作品集第10集を作成中です。4月25日からの作品展にあわせて販売予定ですので、ぜひお買い求めください。
湯沢町公民館の案内図はこちらをご覧ください。(外部サイトへリンク 新規のウィンドウで開きます。)
この記事に関するお問い合わせ先
子育て教育部 教育課 教育係
〒949-6102
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更新日:2026年03月30日