ハチに注意しましょう!

更新日:2022年09月16日

毎年、夏から秋にかけて、ハチの営巣活動が活発になります。町民の皆さまから、「軒先等にハチの巣ができているため駆除してほしい」との問い合わせをいただきますが、町ではハチの駆除は行っておりません。ハチの巣駆除の事業所(有料)の紹介をしているほか、個人で駆除いただくための、ハチ防護服の無料貸し出しを行っておりますので、環境農林課(025-788-0291)までお問い合わせください。

 

ハチは益虫です

ハチは人を刺すことがあるので「害虫」と思いがちですが、庭の木や草・畑などの害虫を食べたり、花の受粉を助けたりする「益虫」です。家や庭などの身近な場所に巣を作られたときは駆除する必要がありますが、生活に支障がない所であればそっとしておきましょう。

ハチに刺されないようにするには

今年は、ハチに刺されたことにより医療機関を受診するケースがかなり多くなっています。ハチに刺されないようにするために、以下の点について注意しましょう。

  • 巣に近づかない。(ハチを刺激しない)
  • 巣の前で急激な動作をしない。
  • 純毛製品や黒い衣服は刺されやすいので、白っぽい服を着用する。
  • 香水、整髪料、化粧品等、香りの強い物を使用しない。
  • ハチがいる場所で、熟した果実を食べたり、ジュース等の甘味料を飲まない。
  • 駐車中の車の窓は閉めておく。
  • 洗濯物を取り入れる時は、ハチが潜んでいないか点検する。 など

ハチに刺されてしまったら

・その場から身を低くして離れる。

ハチが興奮すると攻撃する仲間が増えます。できる限りその場から離れましょう。

・傷口を強くしぼりながら水で良く洗う。

できる限り、傷口から毒を吸い取ります。市販されているポイズンリムーバー(毒を吸い出す専用器具)も効果的です。口で吸うのは良くありません。口に傷があるとそこから毒が吸収されてしまいます。

・傷口を水で冷やす。
毒の吸収を遅くすることができます。

・抗ヒスタミン軟膏かステロイド軟膏を塗る。
アンモニアを塗る等の方法は効果がないので行わないでください。

このような場合はすぐに病院へ

ハチに刺された後、皮膚が赤くなったり(じん麻疹などの皮膚症状)、息苦しくなったり(ゼーゼーしたりする呼吸器症状)、激しい嘔吐(腹痛や嘔吐などの消化器症状)などの症状が複数同時にかつ急激にみられることがあります。その中でも血圧が下がり、意識が低下し、脱力をきたすような場合をアナフィラキシーショックと呼び、迅速に対応しないと命に関わることがあります。必要に応じ救急車を要請し、医療機関を受診してください。

※アナフィラキシーショックは、初めて刺された人より、以前刺されたことのある人の方が発症しやすくなります。

 

この記事に関するお問い合わせ先

企画産業観光部 環境農林課

〒949-6192

新潟県南魚沼郡湯沢町大字神立300番地
電話番号:025-788-0291
ファックス:025-784-3582

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