令和4年6月24日更新令和3年度成人式が開催されました／湯沢町公式ホームページ

新型コロナウイルス感染症の影響により開催が延期されていた「令和3年度湯沢町成人式」が5月7日（土曜日）、湯沢町公民館にて開催され、対象80名のうち36名の新成人が出席しました。会場では、晴れ着に身を包んだ出席者が再会を喜び、笑顔で写真を撮り合う姿が見られました。

式典では、恩師の先生方をはじめとした来賓からの祝辞に続き、新成人代表の野上瑠香さんが謝辞を述べました。

式典終了後には、成人式実行委員会による記念事業としてホームルームが行われました。実行委員から「中学時代に戻れるとしたら何をしたい？」、「十年後の自分の決意表明」などの質問が出され、回答時には会場も笑顔にあふれ、和やかな時間となりました。

新成人代表として謝辞を述べる野上さん

新成人代表野上瑠香 （敬称略）

本日、私たちは成人式という人生の節目、そして大人としての門出を迎えることが出来ました。

私たちのためにこのような素晴らしい式を催していただき、誠にありがとうございます。また、お祝いや激励の言葉をいただきました田村町長をはじめ、ご臨席賜りました来賓の皆様、湯沢町教育委員会を筆頭に、この式のためにご尽力いただきました全ての皆様に、新成人を代表して心より御礼申し上げます。

今日までたくさんの愛情を注ぎ育ててくれた家族、時に厳しく、時に優しくご指導いただいた先生方、そして幼いころから温かく見守ってくださった地域の皆様に、本日私たちが無事成人を迎えたことをご報告するとともに、深く感謝しご挨拶を申し上げます。

近年は、新型コロナウイルスの影響により、様々な活動に制限がかかったり、なかなか友人と集まったりすることも難しい年でありました。しかし、それにより今まで当たり前であったことの貴重さに気付き、日常を大切にしようと思えるようにもなった年でもあるのではないでしょうか。今日、ここにいる仲間たちと集い、ともに成人式を迎えることが出来たことを、大変嬉しく思います。

駒形久雄さん（学年主任）

成人式おめでとうございます。清水先生や苗村先生が来た方がいろいろ話ができて良かったのかなと思いますが、私の場合は1年間だけの付き合いだったので、覚えていてもらえたかどうか心配でしたが、先ほど少し声をかけていただいて、「あぁ、よかったなぁ」と思っています。

皆さんが在学中に話したように、私は糖尿病です。糖尿病をなんとか克服しようと2年前に退職して、そのあとは勤めないで毎日50分ほど歩いています。歩いた後は、夏は畑仕事をしたり冬は雪かきをしたりして、当時84キログラムあった体重が今は74キログラムになり、少し健康になりました。

皆さんは、このコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻による円安などいろいろ社会情勢で難しいところがあると思いますが、自分の考えをしっかり持って、そして自分の理想とする進路をしっかり目指してがんばってもらえたら、そしたらきっと良い将来が待っているのではないかと思います。

体に十分配慮して、健康でそして勇ましく、大きく人生を歩んでくれることを願って、簡単ではございますが、お祝いの言葉とさせていただきます。

峯岸良光さん（1学年時担任）

皆さん、成人おめでとうございます。
当時を思い出しながら、今日この日を迎えました。入学式から10年近く経っているかなと思うと、「早いなぁ」と思います。

そんな君たちの思い出を懐かしみながらいると、すごくエネルギーのある学年だったなという風に思います。自分たちで何かやろうと思ったことには一生懸命になる学年。楽しむときには、思いっきり楽しむ学年。やっぱりそれは、3年間見てくれた清水先生が君たちにずっと語り掛けてきた、「愛される学年になろう。最終的には愛を配る学年になろう。」そう言い続けたあの3年間で君たちは成長したからだと思います。元々持っていた君たちのそういう部分が、あの3年間ですばらしいものに変わったんだなという風に感じています。

最後の3年目は私は見ることができませんでしたが、合唱コンクールにて「あぁみんな一致団結して楽しんだんだろうなぁ」。卒業前、仮装しながら踊っていたのを見て「さすがだな」って思いながら見させてもらっていました。そんな君たちが今、成人になって、新しい一歩を踏み出していることを本当に喜んでいるし、楽しみにしています。清水先生からは今回出席できないということで、コメントをくださいという話をしたら、たった一言でした。

「がんばれ」

清水先生らしいなと思いました。君たちにも語り掛ける言葉は言い尽くしたんだと思います。あとは君たち次第でどうとでも変われるんだと信じての一言だと思います。ぜひ、このコロナが明けたときには、一緒にお酒を酌み交わしながら当時を懐かしんで楽しみたいなと思っています。ぜひ、君たちの企画力で、私や清水先生や苗村先生やお世話になった方々に喜んでもらえる会を企画してもらえればなと思います。

君たちのこれから作る、きっと楽しいだろう未来に、そして君たちが作ってくれる社会を楽しみにしながら私も応援したいと思います。短いですが、激励のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。