令和3年12月14日更新 令和2年度成人式が開催されました

更新日:2022年05月23日

令和2年度成人式が開催されました

新型コロナウイル感染症の影響により開催が延期されていた「令和2年度湯沢町成人式」が11月20日(土曜日)、湯沢町公民館にて開催されました。会場内外では出席者同士、久しぶりの再会に喜び、写真を撮る姿が各所で見られました。式典では、来賓からの祝辞に続き、新成人代表の高橋将道さんが謝辞を述べました。式終了後には、成人式実行委員の作成した湯沢学園での思い出の日々を記録した動画を鑑賞しました。

一生に一度しかない成人式。未来へ向けた一歩を踏み出すその姿はとても頼もしいものでした。

新成人代表

新成人代表として謝辞を述べる高橋さん

新成人代表として謝辞を述べる高橋さん

新成人代表 高橋 将道 (敬称略/要約・抜粋)

数ヶ月前、この成人式を企画する際、何度も延期をしてそこまでして自分たちの成人式を行う意味がわからない。もはや中止でいい、と思うほどに私は成人式を行うことの意味を見失っていました。なぜならすでに22歳で、これから大人の仲間入りをするんだというワクワク感や初々しさはすでになく、成人したことへの喜びさえ感じないだろうと思っていたからです。どうしてそこまでして成人式を行う必要があるのかと、今日という日を迎え、私は気づいたのです。今までは自分が成人としての自覚を持ち、自らの喜び、楽しみのために成人式が行われるものであると思っていましたが、そうではなく、より立派になった姿を地域の人々やお世話になった人々に示し、感謝の気持ちを持って社会でも立派にやっていけるということを周りに示す場であるということだと感じたのです。むしろコロナによって成人式が延期となったことで、例年の新成人たちよりも一層立派になった私たちの姿をここにいる皆様にお示しできる機会だと感じたのです。ですので、本日この式典に参列賜りました皆様におかれましては、新成人たちの例年にないより一層の成長した姿を感じていただき、この困窮した社会情勢の中でも立派に生き抜き、今後の湯沢町の発展に力強く関わる若い力として、また大国日本を支える若き力として活躍していくことができるという新成人たちの決意と責任を目に焼き付ける場としていただけたらと思います。

本日は数々の都合により、多くの新成人の方々が参加できないという中での式典となりました。しかしこの場にいない新成人の方々も立派に20歳を迎え、そしていま現在、厳しい世の中で生き抜いていこうと奮闘している最中であります。新成人一同、数々の壁を乗り越え、悩み、苦しみながらも社会の一員としてたくさんの貢献、活躍をしていけるよう邁進していきますので皆様今後ともご指導ご鞭撻の程をよろしくお願い致します。

心より御礼申し上げ謝辞と致します。

本日は誠にありがとうございました。

恩師からの言葉

田村 豊さん

新成人の皆さま、ご成人おめでとうございます。当時皆さんは、湯沢学園を巣立つ、初めての卒業生として後輩の範となる確かな足跡を残されました。

コロナ禍で個人の社会をこれまでを振り返り、生きる意味や物事の本質が問われ、人として自分らしく生き、社会を持続発展させることが求められております。皆さんはこれまで育てていただいたご家族を始め、お世話になった人への感謝の気持ちを忘れずに自分とともに人を幸せにするということを心に添えて、夢や目標の実現に向けて思い切って若い力を発揮してほしいと思います。皆さんの中には現在、そしてこれから故郷を離れることもあるかもしれません。湯沢町には皆さんを育んだ人たち、豊かな自然と歴史、新潟県の玄関口として、観光はもとより働き方やライフスタイルといった新しい文化を育む土壌があります。そして、これからもますます頑張ってください。

石井 メイさん

新成人の皆さん、本日は誠におめでとうございます。この度お招きいただき、話したいことがたくさんあったのですが、いざこちらに来てみなさんの立派になった顔を見たら「感無量」です。教え子の成人は、自分の成人したとき以上に感慨深いものだなとしみじみ思います。「人を思い、我を磨く」という言葉を覚えているでしょうか。皆さんに伝えたいことはたくさんありますが、「人を思い、我を磨く」みたいに、誰かのことを大切にして、自分自身のことも大切にできるような人生をこれからも送っていって欲しいと思います。これからもずっと応援しています。

金澤 健太郎さん

新成人の皆さま、湯沢町の皆さま、本日は大変おめでとうございます。成人された皆さんとは、私が初めて教員になって湯沢中学校に赴任したときに出会った2年生でありました。当時から明るくて、あたたかくて、そんな輪のある皆さんだったことを、今こうして成人された姿を見て思い出し、感激をしております。皆さんと学校生活を一緒に過ごしたこと、行事に取り組んだこと、部活動に励んだことは、今でも私の心の中の宝物になっています。本当に皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。湯沢中学校を旅立ち、「それぞれの道でたくましく頑張っているんだなぁ」と知った時、パワーをもらいました。これから自分の道を歩んで行くと思いますが、嬉しいときも、辛くて負けそうなときも原点には、この仲間がいること、そして湯沢町がいつもみんなを応援しているということ、その幸せをどうか忘れることなく、力強く歩んでいってほしいなと思います。

新成人の皆さんへインタビュー

高橋 大気さん

東京でエンジニアの仕事をしています!いずれ湯沢に帰ってきて町に貢献できるような仕事を起業したいです!

高橋 瑠奈さん

今は大学の単位を頑張って取っています。来年から就職して小学校の先生になるので、頑張ります!

小宮山 駿さん

保育士の免許を生かして子育ての事業をやっています!インスタグラムを通じて活動しています!

南雲さん 写真左

南雲 智穂さん

看護の勉強をしています。湯沢に戻ってきたいです!

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