令和5年9月26日更新 令和5年度 湯沢町二十歳のつどいが開催されました

更新日:2024年02月05日

8月14日(月曜)、「令和5年度湯沢町二十歳のつどい」が開催され、対象者69名(うち湯沢中学校卒業53名)中39名が出席されました。今年度は、二十歳のつどい実行委員の希望により、懐かしい学び舎である湯沢学園を会場に式典が行われました。
ここ数年の二十歳のつどいは、感染症流行の影響から、マスク越しの再会となっていましたが、今回は写真を見ても一目瞭然、マスクの無い笑顔にあふれた再会となりました。
式典では、お世話になった先生をはじめ、来賓の方からの祝辞に続き、代表の大内壮峻さんが謝辞を述べました。大内さんの謝辞は大変堂々とした話しぶりと、周囲への感謝にあふれた内容で、当時を知る先生や関係者の方々は、その成長ぶりに目を細めました。
式典の後行われた二十歳のつどい実行委員会による記念事業では、中学生時代の写真のスライドショーや式典に参加が出来なかったかつてのクラスメイトからのビデオメッセージが上映され、湯沢学園を卒業した皆さんは、恩師の先生と一緒に思い出の学び舎でクラスメイトと懐かしいひと時を過ごしました。

代表の言葉(抜粋) 大内 壮峻

私はこの1つの節目にあたり、少し自分自身の人生を振り返ってみました。悲しかったことや、未だに後悔していることなど、マイナスなこともたくさんありましたが、それ以上に楽しかったことや幸せなことの方が多かったなというのが、現時点での自分の人生の感想です。私がこう思えるのは、家族と友達、そして私に接してくれたすべての人達のおかげです。なかなか、きちんと伝えることができませんが本当に感謝しています。もちろん私とは違う感想を持っている人や、思い描いていた未来とは違う今を過ごしている人もいるかもしれません。しかし、どんな状況であれ大切なのは努力を積み自分自身の幸せや目標・夢を達成することだと思います。私たちは皆さまから受けたご恩に少しでも報いることができるように努力するとともに、必ず自分自身の幸せや目標・夢を達成し、満足のいく人生を過ごすことをここに約束します。 
またお世話になった先生方、地域の皆さま、ご家族の皆さまにつきましては、これまで私どもを支えてくださいましたこと、心より感謝申し上げます。まだまだ未熟な私たちですが、それぞれが日々精進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 
最後になりますが、本日二十歳のつどいを無事執り行うことができたのは、田村町長をはじめ来賓の皆さまや教育委員会の皆さま、地域の方々並びに先生方、ご家族のご指導、ご尽力があったからこそです。皆様には心より感謝申し上げ、皆様のご健康とご多幸をお祈りし謝辞といたします。
本日は誠にありがとうございました。

恩師の言葉(要約・抜粋) 矢野 武志先生(元湯沢中学校学年主任)

5校あった小学校が統合した湯沢学園開校2年目の年、私は学年主任として中学生になった皆さんとともに新たなスタートを切りました。少し耳の痛い話になるかもしれませんが、今となっては笑い話になると思って一緒に振り返ってください。まず、皆さんは話を聞けない集団でした。また、仲間と楽しく関わることや、当番活動などもやってくれませんでした。当時の学級担任・その他学年部の先生方と連日対策を話し合い、とにかく心を持って接すること、困ったことがあったらなんでも相談に乗ること、皆さん一人ひとりの良さを見ることや何かしら活躍の場面を与えてくださいといったお願いをし続けた憶えがあります。時間がかかりましたが、授業に対する取組や集団行動、グループ協議がみるみる向上していき、何よりも自分たちで考え、アイデアを出し合い、行動に移して行くようになりました。
9年生になった皆さんに感動したことがたくさんあります。中から2つ紹介します。1つ目は体育祭。「輝け笑顔~みんなで作ろう 最高の感動を~」をスローガンに学園全体を最高の感動に包み込んだことを忘れられません。自分たちで考えて学園の児童生徒をいかに楽しませられるかを実行できた体育祭でした。2つ目は卒業式。式当日、私を含めこれまで授業や部活動等でお世話になった先生方が音楽室に呼び出され、卒業生の皆さんから心からのお礼の言葉をいただきました。全く想定外のできごとだったので本当に驚き、そして感動しました。あまりの嬉しさにのちのち涙を流してしまったこともよく憶えています。
3年間という長いようで短い期間、皆さんと関われたこと、一緒に学び成長できたことを心から嬉しく思っていますし、誇りに思ってます。

二十歳のつどいを終えて 実行委員長 南雲 健人

はじめに、湯沢町教育委員会の皆さんをはじめとする運営に携わっていただいた方々や、同級生、ご来賓、恩師の皆様など様々な人の協力があり、コロナ禍を経て数年ぶりに二十歳のつどいを8月に開催することができました。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。
今年度は会場を湯沢学園に移しての開催でした。統合から4年間を過ごした思い出の校舎で懐かしい仲間や恩師の先生と共に、当時の思い出を振り返りながら、皆の成長を感じることのできる貴重な機会となりました。
また、式典においては湯沢町の現状や団体の取組の紹介の機会がありました。私たちの中には、私を含めて現在町を離れて仕事や学業などに取り組んでいる人もいますが、これからも湯沢と関わりを持ち続けたいと強く感じました。その中で今までは家族や先生、地域の皆さんなど周りの方々に支えられてきましたが、私たちも誰かを支えられるような存在となれるように努力していきたいと思います。

出席者へインタビュー

南雲 越喜さん

東京の大学に通っています。
将来的には湯沢町で暮らしたいと思っています。

南雲 愛咲紀さん

作業療法士を目指して専門学校に通っています!

 

大内 壮峻さん

東京の大学に通っています。
将来は友だちと楽しく笑っていたいです。

 

小宮山 響さん

歯科衛生士になるために専門学校に通っています。

フォトギャラリー

謝辞を述べ、町長と握手する大内さん
記念品を受け取る様子
恩師の先生が激励の言葉を話している様子
第2部にて恩師の先生に質問1
第2部にて恩師の先生に質問2
記念撮影のためステージに並ぶ男子
男子4人組
男子5人組
男子2人組
女子3人組
女子4人組
女子5人組
記念撮影のためステージに並ぶ男子
第2部 女子の皆さんで集合写真

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