令和2年3月11日更新 Audi FIS アルペンスキーワールドカップ2020にいがた湯沢苗場大会が開催されました

更新日:2020年06月24日

Audi FIS アルペンスキーワールドカップ2020にいがた湯沢苗場大会が開催されました

男子大回転優勝 フィリップ・ズブチッチ
男子大回転表彰式
町での開催は4年ぶり4回目となりました

2月22日(土曜日)・23日(日曜日)、「アルペンスキーワールドカップ2020にいがた湯沢苗場大会」が開催されました。

22日に行われた男子大回転競技には2,668人もの観客が来場しました。大回転は時速80キロメートルと回転競技の倍におよぶスピードが出る中、正確なターン技術やスピードのコントロールなどの両立が求められ、アルペンスキーの中で最も勝つのが難しいとされている競技です。100分の1秒を争う戦いには会場も白熱し、観客の目をくぎ付けにしました。

接戦の末、優勝したのはズブチッチ・フィリップ選手(クロアチア) 。1本目を12位で通過しましたが2本目で逆転し、ワールドカップ初優勝を遂げました。

23日の回転競技は天候不良のため残念ながら中止となりましたが、初日の大回転競技には大勢の観客が観戦し、盛況のうちに終わりました。

若月隼太選手 ワールドカップ初出場!

4年前のアルペンスキーワールドカップでは大会の前走を務めた経験もある湯沢町浅貝出身の若月隼太選手(近畿大学3年)。ワールドカップ初出場を決め、大回転競技に挑みました。

結果は1本目50位となり、惜しくも2本目進出は叶いませんでしたが、地元の方々や子どもたちの声援を受けながら、ホームグラウンドである苗場スキー場で堂々の滑りを見せました。

多くの声援を受け滑走する若月隼太選手
日本代表選手フォトセッション

夢の舞台を子どもたちにも

初日の大回転競技には県内の小中学生が会場へ無料招待され、湯沢学園の児童生徒も観戦しました。子どもたちはファンの選手に向かって声援を送ったり、カシローラなどの応援グッズを使い応援したりしていました。

また、大会前日に行われた、トップシードの出場選手の競技のスタート順を決める「ビブドロー」では湯沢町ジュニアスキー育成会の子どもたちがエスコートキッズとしてイベントに登場しました。

子どもたちが観戦に訪れたことについて若月隼太選手も、「世界の舞台、そしてレーサーのパフォーマンスを肌で感じることはすごくいいことだと思うし、アルペンスキーだけじゃなくすべてのジャンルにおいてこの経験を活かせると思います。」とコメントしてくださいました。

男子大回転競技を観戦する湯沢学園の子どもたち
ビブドローイベントにて湯沢町ジュニアスキー育成会の子どもたち

気候との闘い 関係者の皆さまによる尽力

関係者・ボランティアの方々によって、大会開催の1か月以上前から連日にかけてコース整備が行われました。今年は記録的な少雪や、打って変わっての急な積雪などの厳しい気候も背景にあった中、競技に必要不可欠な氷のバーンを保つことに尽力されました。

回転競技が行われる予定だった23日、早朝から降雪や強風に見舞われました。必死にコースの除雪や風で折れたポールの取り替え・補強などの対応に追われる中、中止が決定する最後まで懸命に整備にあたられました。

ポールの設置を行うコース係
強風の中、コース整備行われたコース整備(23日)

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