高齢者の帯状疱疹予防接種(令和7年度から始まる定期接種)について
本年度より、65歳の方などを対象とした帯状疱疹予防接種(予防接種法に基づく定期接種)が行われます。この予防接種について、接種費用の一部を助成します。対象の方(下記「助成対象者」参照)には、4月上旬に案内ハガキをお送りします。
4月10日(木曜)を過ぎてもハガキが届かない場合は、健康増進課までお問い合わせください。
ハガキは紛失されても原則再発行しませんので、ご注意ください。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。
ワクチンについて
種類
乾燥弱毒生水痘ワクチン (販売名:ビケン) |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン (販売名:シングリックス) |
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種類 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
接種回数 | 1回 |
2回(原則2ヶ月以上の間隔を空ける) |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内注射 |
接種条件 | 病気や治療によって、免疫の低下している方は接種できません | 免疫の状態にかかわらず接種可能 |
予防効果
帯状疱疹に対する効果 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
接種後1年時点 | 6割程度の予防効果 | 9割以上の予防効果 |
接種後5年時点 | 4割程度の予防効果 | 9割程度の予防効果 |
接種後10年時点 | ― | 7割程度の予防効果 |
※帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、不活化ワクチンは9割以上と報告されています。
安全性(副反応)
ワクチン接種後に以下のような副反応がみられることがあります。
主な副反応の発現割合 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
70%以上 | ― | 疼痛※ |
30%以上 | 発赤※ | 発赤※、筋肉痛、疲労 |
10%以上 | そう痒感※、熱感※、腫脹※、疼痛※、硬結※ | 頭痛、腫脹※、悪寒、発熱、胃腸症状 |
1%以上 | 発疹、倦怠感 | そう痒感※、倦怠感、その他の疼痛 |
(※)ワクチンを接種した部位の症状
助成対象者
65歳となる方 | 昭和35年4月2日~昭和36年4月1日生まれ |
70歳となる方 | 昭和30年4月2日~昭和31年4月1日生まれ |
75歳となる方 | 昭和25年4月2日~昭和26年4月1日生まれ |
80歳となる方 | 昭和20年4月2日~昭和21年4月1日生まれ |
85歳となる方 | 昭和15年4月2日~昭和16年4月1日生まれ |
90歳となる方 | 昭和10年4月2日~昭和11年4月1日生まれ |
95歳となる方 | 昭和 5年4月2日~昭和 6年4月1日生まれ |
100歳以上となる方(本年度のみ) | 大正15年4月1日以前に生まれた方 |
※60〜64歳で国の定めた障害のある方も対象となります。
接種期間
令和7年4月1日〜令和8年3月31日まで
※上記の通り不活化ワクチンの場合、接種間隔を空けての2回接種となるため早めに1回目の接種をすることが必要です。
助成金額
・生ワクチン:3,537円
・不活化ワクチン:5,000円×2=10,000円
※予防接種を受ける医療機関によって助成方法が異なります。詳細は以下の接種方法をご覧ください。
湯沢町保健医療センターでの接種方法
湯沢町保健医療センターでは、次のとおり接種を行います。
湯沢町保健医療センターでは、不活化ワクチンのみ接種可能です。
接種日 | 4月23日(水曜)、6月25日(水曜)、7月16日(水曜)、9月17日(水曜)、令和8年1月14日(水曜)、令和8年3月18日(水曜) |
予約受付期間 |
4月10日(木曜)〜4月16日(水曜) 6月12日(木曜)〜6月18日(水曜) 7月3日(木曜)〜7月9日(水曜) 9月4日(木曜)〜9月10日(水曜) 12月22日(月曜)〜12月26日(金曜) 令和8年3月5日(木曜)〜3月11日(水曜) 上記期間(土日祝日除く)の午前10時〜午前11時 |
予約方法 |
上記予約受付期間に025-780-6313に電話して予約してください。 ご予約の際、2回目の接種日の予約も行います。2回分の日にちを決めたうえでご予約下さい。なお、2回目の接種は1回目の接種から2カ月以上の間隔をあける必要があります。 ※予約は先着順となります。 |
自己負担額 |
不活化ワクチン 15,785円×2=31,570円 (※全額自己負担の場合、20,785円×2=41,570円) |
持ち物 | 案内ハガキ(忘れると接種できません)、接種費用 |
湯沢町保健医療センター以外の医療機関での接種方法
県内医療機関
接種日・使用ワクチン・必要なもの等は希望する医療機関に直接お問い合わせください。
湯沢町保健医療センター以外の県内医療機関では、原則以下の自己負担額となります。
生ワクチン:4,950円
不活化ワクチン:18,150円×2=36,300円
→不活化ワクチンを接種された場合、追加で2,365円×2=4,730円の助成を償還払いで行ないます。詳細は下記「償還払い申請方法」をご覧ください。
県外医療機関
接種日・使用ワクチン・必要なもの・接種費用等は希望する医療機関に直接お問い合わせください。
また、接種される前に健康増進課(電話番号:025-784-3149)へご連絡ください。事前のご連絡(申請)なく接種された場合、健康被害救済制度の適用がありません。
県外医療機関で接種される場合、全額自己負担での接種となります。
→償還払いで以下の金額を助成します。詳細は下記「償還払い申請方法」をご覧ください。
生ワクチン:3,537円
不活化ワクチン:5,000円×2=10,000円
償還払い申請方法
医療機関で予防接種をされた後、以下の書類を添えて、『湯沢町帯状疱疹予防接種費用助成申請書』を健康増進課に提出してください。
・接種を証明する書類の写し
・領収書の写し
湯沢町帯状疱疹予防接種費用助成申請書(PDF) (PDFファイル: 82.9KB)
湯沢町帯状疱疹予防接種費用助成申請書(Word) (Wordファイル: 18.6KB)
その他詳細について
その他詳細については、厚生労働省の公式ホームページ等をご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 健康増進課
〒949-6101
新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2877番地1
電話番号:025-784-3149
ファックス:025-784-4536
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2025年04月30日