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米国の高校を視察して想うこと

更新日:2014年10月1日

平成15年度 湯沢高等学校 浅野隆
 米国加州州都サクラメント市の南東約10キロメートルのところにある、生徒総数約2,200人の、ごく普通の高校の一つである公立ハイラム・ジョンソン・ハイスクールを訪問した事があり、米国の高校と現在の我が国の高校改革をだぶらせて考えてみたい。
 サクラメント地区は、学区ごとに高校が決められていて、志願変更をしない限りは、もよりの高校へ進級することになる。この高校の創立のコンセプト・歴史等はともかく、現在の雰囲気・カラー・評判等は地区の両親の収入等や人種の構成比その他の要因にかなり左右されるという。この高校のある地区はやや低所得者層が多いと聞いていた。特筆すべきことは、米空軍から派遣されたところのROTC(reserve officer training corps)[予備士官訓練部隊(航空技術教育)]があるということである。
 訪問日、いろいろな授業を自由気儘に見学したが、生徒が主役であった。我が国も生徒指導が今大変困難な状況にある。文化やお国柄の違いを差し引いても、生徒の授業態度等は、千差万別であった。だからこそ、「Good manners is the way to obtain better things 」という張り紙があったのであろうと想う。
 映画「落ちこぼれの天使たち」にもなったという、数学の名物教師エスカランテ先生の授業を参観する。壁にはさまざまなメッセージ・公式・注意事項などが、また手作りであろうと思われるたくさんの数学教具があった。生徒のやる気を引き出し常にプラス思考を奨励する演技派の授業であった。GANAS(やりなさい-自分ができるということを信じなさい)という言葉が印象的であった。

 校長に、貴校における最も喫緊の課題は何かと尋ねたら、(1)安全[生徒・学校等を暴力から守ること](2)先生の覚悟[姿勢](3)教育費の確保という回答を得、アメリカの一側面を見る思いがした。また、昼休みには、トランシーバーを携帯したボランティアの父母、拳銃を携えた民間から雇ったセキュリティー等が何人も警戒にあたり、外出・早退の為に校舎から出る生徒をチェックしていた。安全は金で買うのである。3時過ぎの厳戒態勢での一斉下校は壮観であり、最近高校生のギャングが増加しているということと関連があるとの事。部活動はないので全員一斉下校となるのである。

 我が国も、児童生徒が(特に最近女子)拉致されるという事件が多い。お座なりの対応も限界かと思われる。ある高校で教室に下記の様な壁紙があつたことがたいへん印象的であった。

TELL ME AND I’LL FORGET;SHOW ME AND I’LL REMEMBER;INVOLVE ME AND I’LL UNDERSTAND. 平成15年11月

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