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学校とコンピュータ

更新日:2014年10月1日

平成16年度 神立小学校長 小野島 臣儀
 6月の長崎の事件後、インターネットの子どもへの影響について大きく取り上げられるようになってきました。5月16日の新聞各紙に日本PTA全国協議会の調査結果が掲載されました。調査では、小学5年生の約6割がパソコンを使い、約7割がパソコンや携帯電話でインターネットを利用した経験があるとのことです。さらにメールは約12パーセント、チャットや掲示板は約7パーセントの子どもが利用していたそうです。神立小学校の5・6年生に簡単な調査をしてみたところ、インターネットの利用経験が87パーセント、メールが58パーセント、チャットや掲示板は約16パーセントでした。また、子ども専用のパソコンがある家庭は全国5.9パーセントに対し、神立小学校では22.6パーセントでした。
 現在は、子どものインターネット利用がよいとか悪いとかの問題を飛び越して、あらゆる場面にコンピュータやネットワークが入り込んでいます。また、学校へのコンピュータ導入が急速に進み、コンピュータなしでは学習活動や校務に支障をきたすようになりました。

 さて、テレビの特集番組のなかで養老孟司教授がコンピュータゲームをしていたのに驚きました。教授は1980年代頃からコンピュータゲームに興味をもち始めたそうです。その理由は「すべて嘘の世界であることが分かっているから楽しい」とのことでした。教授は著書「逆さメガネ」のなかで、蓄積される情報のみを真実と考え、生きて動き、変化している今の「私」を見ようとしない考え方に問題があると指摘しています。日常生活の中で感じたことや考えたことを基に自分なりの見方、考え方を身に付けることが大切であると言っているのです。
 どのようにコンピュータが普及しても、大切なことは送られてくる情報を絶対視せず、客観的に判断することだと思います。そのために、人間関係や自然との関係の中で自らの感性を磨き、判断力や表現力などを高める必要があります。私たち教師は、特にそのことが求められています。感性を高める努力をしないと、「嘘の世界」におぼれてしまう子どもを育ててしまう可能性が大きいのではないでしょうか。 
 国をあげて「世界最高のIT国家を造る。」というのが今の社会の考え方です。しかしながら、テクノロジーの恩恵を受けるのは人間であり、教育を受ける子どもたちでなければなりません。教育に携わる者は、「ITで子どもたちの人間関係が深まるのか。」「ITで本当の教育は可能か。」という問題を常に問い続けていく必要があると考えます。

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